実際の事例
わがままな妹よ
妹が弁護士を立てる
ご両親を亡くされたAさん(男性 40歳?)からの相談です。
Aさんには妹さんが1人いました。
妹さんは小さな頃からわがままを言う子でしたが、
遺産分割協議の場でもその資質が発揮されたようです。
父母がなくなったことで不動産Bと不動産Cを相続することになったAさんと妹。
不動産Bは生家で資産価値も高い物件。Cはそれほどではありません。
なんと、折り合いがつかず妹さんは弁護士を立ててきたのです。
Aさんはどんな対応を取ったのでしょうか。
お兄ちゃんは我慢するもの?
結局、Aさんは不動産Bを妹さんに譲り、自身は価値の低い不動産Cを受け取りました。
弁護士を立てて争う姿勢を見せた妹さんでしたが、
Aさんは元々妹さんに生家である不動産Bを譲ろうと考えていたとのこと。
いつの時代も兄は我慢する役割かもしれませんが、
妹さんのせっかちでわがままな性格にこれからも振り回されるのかもしれませんね。ご両親からすると「お兄ちゃんこれからも頼むね」、という思いかもしれません。
- ブログ筆者:
- 岩渕誠
事務手続きに「愛」をもたらす司法書士。 どんな手続きにもストーリーがあります。それが人生最後のストーリーならなおさらです。この人に事務手続きしてもらって心からよかったと思っていただけるように、愛情込めて事務手続きをいたします。